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第4回~茨城へ導入するまで
 皆さん、豚の飼育頭数の多い県はご存じですか?
 鹿児島県、宮崎県に続いて上位にランクされるのが茨城県や千葉県です。自然と豚の感染症(流行性肺炎など)も多くなります。そこで大切な梅山豚を病気から隔離しようと考え、長野県蓼科の、ある肉牛牧場に委託する事にしました。
 肉牛牧場では、豚の飼育は初めてでした。交配や分娩をその都度教えに行き、翌年から産まれた子豚を種豚として順次茨城に導入しました。
 事実、種豚の茨城導入までに1年以上の期間がかかり、その種豚が産んだ子豚を肉豚として出荷するのにさらに1年以上の期間がかかりました。
蓼科-茨城の往復は2年で30回を数え、長距離の移動のため会長夫妻は交代でトラックを運転しました。早朝から餌を与えて2人で出かけるため、茨城の農場の管理もおろそかになり成績はじりじりと下がっていきました。さらに、その間蓼科での飼料費、管理費、衛生費などは2000万円以上、梅山豚の売上はゼロ、会長のロマンは確実に現実を見失い始めていたのでした。
 しかし、「梅山豚」はそんなことも知らず、肉牛牧場の方々の熱心な飼育のおかげで日本の気候や環境になじみはじめていきました。
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           蓼科で生まれた梅山豚
# by meishanton | 2009-08-05 13:38 | 梅山豚のあしあと
暑さ対策
豚舎の暑さ対策を紹介します。
梅山豚の豚舎には、暑さ対策の工夫がされているんですよ。

基本設備は「扇風機」。これで豚舎内の空気の循環を図り温度管理をします。
でも、扇風機だけではまだまだ暑くて、さらに温度を下げたい時があります。
そのための設備が「ミスト」です。
いゆわる霧吹き設備ですね。
これを扇風機近くに設置させています。両方を稼動させることでミストを広範囲に噴霧させ、
豚舎内の温度を下げる仕組みになっているんです。
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これから夏本番、「ミスト」の出番も多くなりそうです。
# by meishanton | 2009-07-29 18:58 | トピックス
研修レポート
北海道のノースベストファームから研修生が来ました。名前は水川さんです。
素敵な研修レポートを頂きましたのでご紹介します。レポートをご覧いただくことで、梅山豚の特徴や牧場のコダワリなどが伝われば…と思います。

「私は、梅山豚を図鑑や写真などでしか見たことが無かったので『とても大きな豚なのかなぁ』と思い研修に来ました。
実際に梅山豚の母豚を初めて見ると、思っていたよりも体が小さく、この体で子豚を20頭も産む事が出来るのかとビックリ。
また、初めて見る人にもまったく動じず穏やかでマイペースな性格でした。そして、子豚はとても可愛くて、家に持って帰りたいと思ってしまうほどです。

研修では、交配、給餌、子豚の離乳、移動、出荷などの作業を細かく丁寧に教えてくださり、また自社配合飼料の餌作りの工程を見学させていただきました。
農場スタッフのみなさんは、梅山豚1頭1頭をとても大切に育てていることがよくわかります。
健康管理などにも気を使い、梅山豚に気持ちよく過ごしてもらえるようにとの思いが作業の細かいところにまでも見られました。
細かな管理の積み重ねが『美味しい梅山豚』を作り自信を持って消費者の皆様にお届けすることが出来るのだと、とてもいい勉強になりました。
研修で感じた仕事の細やかな管理や豚の接し方をこれからの仕事に取り入れ、北海道でもより美味しい豚肉を作って消費者の皆様に提供できるように頑張っていきたいと思います」
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# by meishanton | 2009-07-23 16:34 | トピックス
第3回~「梅山豚」輸入に成功
『梅山豚』に心を惹かれた会長は、あの手この手で輸入を試みます。最終的に中国とのパイプがあったある商社の社長を介して輸入に成功します。しかし、当初1頭10万円と言われた梅山豚の価格は、様々な経緯から1頭100万円に吊り上がってしまいました。雄2頭、雌10頭併せて1200万円、金額の高さにびっくりするでしょうが、これはそれからの苦労のほんの始まりであるとは梅山豚に魅せられた会長は気付きもしませんでした。
生きた豚を日本に輸入するには検疫をパスしなければなりません。成田空港にて約1ヶ月、厳重な検疫を行い晴れて梅山豚は日本に入ることができました。しかし、養豚の盛んな茨城県は豚特有の病気も流行しています。
貴重な梅山豚を守るため、会長は養豚の極めて少ない蓼科(長野県)に知り合いの肉牛農家を頼って委託する事を決めました。北京から成田、成田から蓼科へ、12頭の梅山豚はやっと落ち着く場所にたどり着きました。それは、平成元年の夏真っ盛りの事でした。
夏の蓼科は、茨城と違って涼しく梅山豚にとってはすごしやすい場所でした。当時は道路事情が今とは違い、難所の碓氷峠を会長夫妻は交代でトラックを運転しながら何度も何度も蓼科に梅山豚に会いに行きました。
梅山豚が21世紀を救う豚と信じて。     
                         ↓朝日を浴びる梅山豚
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■お知らせ
HP限定のお中元申し込みを締め切らせていただきました。沢山のお問合せありがとうございました。
商品数が許す限り、今後ともギフトシーズンなどにHP限定企画を実施しようと思います。
その際は、またよろしくお願いいたします。
# by meishanton | 2009-07-03 19:08 | 梅山豚のあしあと
第2回~「梅山豚」との出会い
『梅山豚』との出会いは偶然でした。昭和60年頃のある日、NHKの特集を見ていた会長は目を見開きました。「21世紀を救う豚」として梅山豚が取り上げられたのです。
なぜ梅山豚は21世紀を救うのでしょうか?それは、世界一、二を争う多産であること、しかも雑食で粗食に耐え沢山の子豚を上手に育てるからでした。

皆さん豚の主食は何かご存じですか?そう、「トウモロコシ」です。しかし、21世紀は人口が急増してその飼料用トウモロコシは飢餓で苦しむ人間に向けなければならない時代が来ると予想した番組でした。

その予想は当たりました。21世紀は着実に人口爆発と食糧不足に向かっています。そんな中、梅山豚は「ホテイアオイ」のような人間が食べない水草などを飼料にできる人類と共生可能の貴重な豚として紹介されたのです。
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中国は日中友好の贈り物として、「パンダ」の次にこの「梅山豚」を日本に贈りました。
世界一多産で、人間と共生でき、さらに何とも言えないくらい美味しい。こうした理由から豚肉好きの中国人の貴重なシンボルとして珍重されてきた梅山豚。
本当に21世紀の地球を救えるのか?皆さんも注目です。
# by meishanton | 2009-06-19 13:43 | 梅山豚のあしあと
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