外国人技能実習生制度

 今国会で議論されている「出入国管理法改正案」、これまで技能実習生に限ってきた単純労働で初めて外国人の就労を認める内容に、野党からは移民政策の始まりではと、厳しく問われています。

改正案では新しい在留資格「特定技能」を設け、建設や介護、農業など特に人手不足が深刻な14業種に限定して外国人を受け入れます。

その中でも高い能力を条件とした特定技能2号は事実上の永住が可能で家族の帯同も認められるのです。

そもそも人手不足は深刻です。

外国人技能実習生の数は228,000人にも達します。

それ以外にも留学生などが短時間のアルバイトをすることが認められ、都内のコンビニなどは大勢の外国人留学生がアルバイトをしています。

農業や建設業、造船業などは外国人がいないと成り立たないとも言われています。

「期限を決めて受け入れをする技能実習生だから」と制限付きの受け入れを許容してきた日本が、いよいよ永住可能な外国人労働者を本格的に受け入れる、つまり移民政策を始めるのです。

これについては賛否両論ありますが、農業界としては概ね賛成の意見が多いようです。

というのも技能実習生制度は単なる人手不足の解消にはなりますが、農業界の柱となる人材の育成にはならないからです。

少子高齢化により人口が急速に減少する事が予想されている日本、深刻な担い手不足に経済活動が停滞する危機でもあります。

これからは、日本人や外国人の分け隔てなくこの日本を支える人材として、私たち日本人と外国人が共に新しい農業を切り拓いて行く時代となるでしょう。

これからは、外国人の医療や社会保障、その子供たちの教育などの社会インフラを整備しながら受入態勢を整えて行く事が重要かと考えています。


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# by meishanton | 2018-12-07 18:20 | 社長のコラム
台風24号

今年日本列島を縦断した台風24号。

皆さまは被害など大丈夫でしたでしょうか?

ここ茨城県境町も台風の直撃を受けました。

11時くらいから朝方までゴウゴウと唸るような風が吹き荒れ一部では停電もありました。

翌日は見事な快晴で台風一過を感じる日でした。

朝一番に農場を点検して回ると前日の大荒れの天気が嘘かと思うほど被害はなく夏の農場の日陰をつくる役割をしている木の枝が少し折れた程度でした。

冬は雪が降り、夏には台風が来る。

地震に備え、利根川の氾濫にも備え…対策すべきところは沢山あります。

自然をコントロールする事はできませんので少しでも被害を少なく、そして梅山豚達が快適に生活できるよう備えて対策をする。

災害にも負けない そんな農場を目指していきたいと感じた今年の台風でした。


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# by meishanton | 2018-11-22 19:34 | トピックス
国産飼料への挑戦

豚の餌はそのほとんどが外国産です。

トウモロコシと大豆粕を中心に95%以上輸入穀物からできています。

国産豚肉と言っても、食料自給率にカウントされないのもこれら飼料原料が外国産だからです。

 輸入穀物は収穫時期が古いものが多いのですが、それは農家が収穫したトウモロコシを巨大なサイロで(長期)貯蔵し、トウモロコシ相場の高い時期に放出(販売)するのが一般だからです。

1年から2年という長期間の貯蔵には「虫」や「カビ」の問題がつきもので、そのため防虫剤や防カビ剤が使われています。

これがいわゆる「ポストハーベスト」で、豚や牛や鶏を通じて人体に影響しているのではと懸念されています。

 梅山豚は当初から「地球を救う豚」として、このポストハーベスト問題に取り組んで来ました。

当初は「麦茶の絞り粕」や「おから」や「パスタ」などの食品を餌にしてきましたが、8年前に茨城県内の農家と「飼料米」に取り組み始めたことをきっかけに、「大麦(栃木県産)」「小麦(埼玉県産)」「ふすま(国産)」「脱脂糠(国産)」と次々に国産飼料原料を餌にすることに成功しました。

さらに自らトウモロコシの生産にもチャレンジして、この度ついに国産飼料比率50%を達成しました。

 国産豚肉としては初めての国産飼料比率50%は安全な飼料であることは言うまでもありませんが、新鮮で美味しい飼料でもあります。
今年収穫した新鮮で美味しい穀物をその年に与えていく、梅山豚導入当時から目標にしていたことがいよいよ現実となって来ました。

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# by meishanton | 2018-11-01 18:53
トウモロコシの刈り取りをしました

トウモロコシの取り組みを始めて4年目。

刈り取りが行われたのは台風が過ぎ去った96日。

飼料用のトウモロコシは実をカラカラに乾燥させてから刈り取ります。

今年の夏の暑さで実がきちんとできているか、台風の後だったので倒れたり水分量が上がっていないかなど心配されましたが、今年も無事に刈り取ることができました。

刈り取った直後にトウモロコシの実の水分量を計ったところ18パーセントでした。

刈り取りに立ち会って下さった方からおぉ~という歓声が上がるほどでした。

トウモロコシ畑の周りが水田で水量の調節が出来た事と風通しが良かった事などが重なり今年のトウモロコシは過去最高の出来になったそうです。


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# by meishanton | 2018-10-16 18:28
異常気象のもう一つの影響

今年は過去に例のない猛烈な暑さ、過去に例のないほどの台風の発生個数の多さ、過去に例のないほどの豪雨災害等々、農業に携わる者にとっては試練の年になっています。

温暖化により地球環境が変化して、極端な気候となっていると専門家が解説しています。

確かにこの冬はとても寒かったのを覚えていますか。

塚原牧場でもマイナス7℃を何日か記録して、水道トラブルに見舞われたのがウソのようなこの夏でした。

そんなこの夏の異常気象では別の影響も出ています。

梅山豚を提供するレストランの多くでは来店客数が減少したようなのです。

「不要不急の外出は控えましょう」とニュースで聞く機会も多かったと記憶しています。

豪雨や猛暑、台風のたびに予約のキャンセルが相次いだそうです。

レストランはファミレスではありません。

出来合いのものは無く、予約に合わせて全て前もって手作りで仕込みを行っています。

キャンセルが出ても冷凍保存できるものも少なく、使いまわしもできません。

だからキャンセルは厳しく、さらに天候が理由でのキャンセルは、別のお客様の予約もほぼ入らないという現実があるのです。

自然と梅山豚のご注文も少なくなりました。

ちょっと寂しい感じです。

梅山豚も暑さで食欲が落ちて出荷できる豚が少なくなる夏ですが、今年の夏はそれ以上にご注文が少ないと感じました。

お天気ばかりはどうしようもありません。

しかし夏は終わりました。

食欲の秋、実りの秋を迎えてこれまでの分を取り返す、そんな穏やかな天気が続く秋であって欲しいと願っています。

私達も取引先のレストランで美味しい梅山豚を食べる計画を着々と検討しています。


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# by meishanton | 2018-10-01 10:31 | 社長のコラム
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