異常気象のもう一つの影響 |
今年は過去に例のない猛烈な暑さ、過去に例のないほどの台風の発生個数の多さ、過去に例のないほどの豪雨災害等々、農業に携わる者にとっては試練の年になっています。
温暖化により地球環境が変化して、極端な気候となっていると専門家が解説しています。
確かにこの冬はとても寒かったのを覚えていますか。
塚原牧場でもマイナス7℃を何日か記録して、水道トラブルに見舞われたのがウソのようなこの夏でした。
そんなこの夏の異常気象では別の影響も出ています。
梅山豚を提供するレストランの多くでは来店客数が減少したようなのです。
「不要不急の外出は控えましょう」とニュースで聞く機会も多かったと記憶しています。
豪雨や猛暑、台風のたびに予約のキャンセルが相次いだそうです。
レストランはファミレスではありません。
出来合いのものは無く、予約に合わせて全て前もって手作りで仕込みを行っています。
キャンセルが出ても冷凍保存できるものも少なく、使いまわしもできません。
だからキャンセルは厳しく、さらに天候が理由でのキャンセルは、別のお客様の予約もほぼ入らないという現実があるのです。
自然と梅山豚のご注文も少なくなりました。
ちょっと寂しい感じです。
梅山豚も暑さで食欲が落ちて出荷できる豚が少なくなる夏ですが、今年の夏はそれ以上にご注文が少ないと感じました。
お天気ばかりはどうしようもありません。
しかし夏は終わりました。
食欲の秋、実りの秋を迎えてこれまでの分を取り返す、そんな穏やかな天気が続く秋であって欲しいと願っています。
私達も取引先のレストランで美味しい梅山豚を食べる計画を着々と検討しています。
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