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獣医師は足りているのか?
加計学園問題で国会が揺れています。
国家戦略特区を利用して獣医学部を新設するという事ですが、これまで50年以上にもわたって獣医学部の新設が認められていなかったのに何故認可されたのか?
首相の意向が働いていたのでは?
という事ばかりがクローズアップされています。

しかし、ところで獣医師は足りているのでしょうか。

実際、畜産の現場では獣医師は不足しているというのが実感です。
畜産の現場で獣医師と言えば、個々の農場で病気の診察をする管理獣医師、家畜保健所等で巡回指導を行う獣医師、薬品メーカーや飼料会社等で働く研究職の獣医師などがあり、これらは産業獣医師と言われます。

最近は様々なウイルスの脅威に立ち向かうために、多くの獣医師が必要な状況となっています。
例えば鳥インフルエンザや口蹄疫の現場では、診断から殺処分まで獣医師指導のもと多くの家畜が埋設処分されます。
こうした畜産現場の最前線で活動する重労働な仕事ですが、待遇や報酬が釣り合わないのか人気がないと良く聞きます。
事実私の周りの獣医師も少しずつ高齢になって、引退してからも再雇用される人も多いようです。

食の信頼を担保する産業獣医師の人数を減らす事は、直接私達の食の信頼に関わることでもあります。
若い獣医師の卵には産業獣医師の社会的役割をしっかり伝え、その待遇や報酬で報いて行く事は、獣医学部の新設より大切なことだとこの機会に広く理解していただければと考えています。
by meishanton | 2017-08-02 14:18 | 社長のコラム

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