IE9ピン留め
迎春
スタッフ一同、一丸となり努力していきます。

本年もどうぞ宜しくおねがいします。
# by meishanton | 2012-01-15 10:13 | トピックス | Trackback
TPPを考える その2
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の話で、一番先に話題になるのが「農業分野」についてです。関税が

撤廃されると輸入農畜産物が大量に日本に入ってきて、国内の農畜産業は崩壊すると言われています。

農家さんと話をしていると最近はTPPの話によくなります。しかし、「困った」「どうしよう」という農家さんはほと

んどいません。「会社組織にしようと思っている」「契約栽培を増やしている」「輸出するにはどうしたらいい?」

と前向きの話が多く聞かれます。私の周りの農家さんは元気です。「日本はジャポニカ米だからインディカ米

をいくら安く輸入しても人気が出ないと思うよ」と、冷静な分析をする人がいます。また、「輸入できるジャポニ

カ米では日本人が食べる量には到底足りないんだよ」「中国では米が値上がりしていて、日本では米が値下

がりしている。もう大きな差は無くなっているので輸入は難しい」などと分析をしているところは、一昔前の農家

の姿とは異なります。

日本の農業はこれまで生産性の向上を主な目的に取り組んできました。つまり単位当たりの収穫量の増加

です。しかし、人口の減少、少子高齢化により生産すればするほどもの余りで単価が安くなる事に直面してい

ます。さらに、大型化で生産性を向上しようと考えられていますが、すでに単位当たりの収量は限界に近づい

ています。農地を何倍にも大規模化しても単位当たりの収量は大きく変わりません。(人件費や機械償却など

は変わりますが)

農業とは、「おてんとうさま」を常に意識して営まれてきました。作物は天の恵みです。しかし、日照不足や大

雨、逆に日照りや雨不足により農業の現場は常に翻弄されてもきました。そうした不確実な天候に柔軟に対

応してきたのが農業です。変化の大きい「おてんとうさま」相手にこれまで続けてきた営みは、TPPを目前にも

柔軟に対応していくのだろうと思います。売れないなら売れるものを作り、余るなら減産し不足するなら増産す

る、農業がいかに柔軟な産業か、今こそ証明する時だと考えています。


つづく
# by meishanton | 2012-01-01 13:38 | 社長のコラム | Trackback
初めての直営店
 59日間という期間限定で塚原牧場初めての直営店をイーアスつくば(茨城県つくば市 研究学園駅前)のア

ウトモールに出店しました。
 
 梅山豚のお肉や加工品を販売する「ショップ」、梅山豚のお料理を毎週1品のみの週替わりで提供する「イ

ートイン」、アツアツの肉饅頭などをお持ち帰りいただく「テイクアウト」という三つの形態を同時に行いました。

出店期間中、のべ6000名を超える方々に来店いただきました。茨城県産の「梅山豚」ですが地元での知名

度は低く、ご来店いただいた方を中心に大勢の方に「梅山豚」を知っていただくことができました。

新たに店舗で採用したスタッフは、日数を重ねる毎にコンビネーションも上がりました。農場や本社の社員も

時間を割いて駆けつけ店を盛り上げました。最後は、閉店するのは惜しいとおっしゃっていただけるお客様も

増えました。

震災前から出店のお声を掛けていただき、震災を経て様々な検討を重ね出店に至りましたが、新たな梅山豚

ファンをつくることができ、素晴らしいスタッフにも囲まれ、あっと言う間の59日間となりました。この期間に経

験したことを糧に、私達の「直営店を持ちたい」という夢に向かって一歩一歩近づいて行けたらと思います。

これからも応援よろしくお願いします。
# by meishanton | 2011-12-15 16:16 | トピックス | Trackback
TPPを考える その1
 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の議論が熱を帯びています。

TPPとは簡単には、太平洋周辺の日本、アメリカ、中国、オーストラリア、東南アジア諸国などが参加して自

由貿易圏をつくろうという構想です。そもそもチリ、シンガポール、ブルネイ、ニュージーランドの4ヶ国で始まっ

たTPPですが、アメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアが参加の意志を表明し交渉に入って

います。

 日本は、菅政権が検討開始を表明し、野田政権は交渉参加を表明する気配です。果たしてTPPは日本に利

益をもたらすのか?不利益になるのか?関係省庁が試算した結果は様々です。農水省はGDPが7.2兆円減

少すると予想し、逆に経済産業省と内閣府は利益になると予想しています。こうした試算の乖離は私達にTPP

に参加したらいいのかどうか一層分かりにくくしています。

 しかし、TPP参加9ヶ国では既に24の分野で作業部会が立ち上げられ、合計9回にわたる全体会合が行わ

れています。この中では相当進んだ議論がされており、日本は参加表明をしていないという理由で、情報が政

府にも提供されていないようです。

 さらに、参加を表明しても既参加国の検討に半年以上時間がかかるとされ、実際の参加は来年の夏頃にな

る見込みらしく、その間に参加国の実質的な協議はさらに進み、日本の交渉余地はさらに狭まる恐れがある

とも言われています。

 今回のTPP問題が不思議なのは、FTAなどの2国間交渉でも数年はかかりそうな膨大な課題を、1~2年で

検討しようという事です。仮に日本が参加すると日米の比重はGDPで90%を超えるようで、アメリカが日本に

早期の交渉参加を要請する理由がそのあたりにあるようです。

 ペリーが来航した後開国した日本は、不平等条約を結ばされます。不平等の主因「関税自主権」を回復する

まではかなりの年月を要しました。しかし、今TPPでは関税(自主権)を無くそうとしています。歴史を振り返

り、アメリカの要請に再び応じて後悔しないような深い議論が必要に思えてなりません。

つづく
# by meishanton | 2011-12-02 16:10 | 社長のコラム | Trackback
失敗から学ぶ
9月16日から11月13日まで期間限定で直営店をオープンしました。

これまで、梅山豚を育てる畜産業、餌をつくる飼料製造業、梅山豚肉を販売する食肉販売業、肉饅頭などの

加工食品を販売する食品販売業といった範囲で仕事を行ってきた私達ですが、新たに飲食業が加わりまし

た。

初めての直営店では、毎日毎日新しい課題に直面しました。

休日と平日では来店客数が倍以上違います。来店客数の予想が難しく、肉をはじめとした食材の準備が不足

したりしました。店舗スタッフも新たに募集-面接-採用をして、曜日や時間帯によって人数を考え出勤シフト

を組みましたが、予想以上の来店客数により農場からも応援に出ることになりました。また、来店が少ない時

間帯はチラシを作って配りに出たり、犬の散歩の方々が多いのに気付き肉饅頭のテイクアウトを始めたり、2

ヶ月間という限られた出店期間の中で、「いい店」にするための小さな改善をいくつもいくつも積み重ねていく

作業でした。


何事も、最初からうまくいく事はありません。

事業の計画を立て、先ずは行ってみます。

そして行った結果を検証し、再度検討を重ねて計画を立て直す。

事業はその繰り返しです。コツコツ改善を積み重ねるしかないのです。


畜産も同じです。

季節の変わり目などは、温度調節を誤ると風邪を引かせてしまいます。

風邪もこじらせると命にかかわります。

梅山豚は比較的安産ですが、難産もあります。

対応が遅れたりするとこれも命にかかわります。

これまで私達の未熟さから、犠牲になった命もあります。

私達にできることは、犠牲になった命を無駄にしないためにも、失敗から学ぶことだと感じています。
# by meishanton | 2011-11-01 15:21 | 社長のコラム | Trackback
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